2011年4月1日金曜日

あれから

3カ月が経ちました

まだ3カ月・・・

 

心の傷は癒える事を知りません

 

あの時の自分は完全に正常な意思を失っていました

「死ねばカズオに会えるかも」と真剣に考えたり、某江原氏にカウンセリングを受けてカズオが本当に幸せだったか聞こうと調べてみたり、修行して霊視能力を身につければカズオが見えると思って調べてみたり・・・

カズオをフリーズドライのはく製にしようと調べて周りの人に聞いてみたりもしました

ボロボロになってしまいたくても中々うまくいきませんでした

どこか遠くへ行こうと思っても、どこもかしこもカズオとの思い出だらけで結局どこにも行けなかったり・・・

 

まともなコンディションで仕事が出来るようになるのに1カ月かかりました

それでも自分の中で色々なものが欠落してしまいました

病院で飼ってる子達が亡くなっても全く感情が揺れ動かない

上手に笑うことができない・・・

動物が好きと言う感情も薄くなっていました

 

 

正直に言いますと、年は越せると信じて疑っていませんでした

だから新年1発目のネタも考えて準備もしていました

なのであまりの悔しさにそのかぶりものはすぐに捨てました

 

周囲からは「カズオは幸せだった」と言われますが、私はそう思っていません

時に辛く当たってしまったこともありました

そしてあの最期を見たら、本当に幸せだったのか・・・

私がもっときちんと面倒をみていたらあそこで亡くなることはなかったと思います

むしろ私の処置がまずかったせいでカズオは亡くなった、そう思っています

だからカズオを死に追いやったのは私なのです

誰よりも大好きで一緒にいたかったくせに、何一つカズオのためにしてあげられなかった・・・・・・

情けない話ですが、相方失格です

本当にすいません

 

カズオと過ごした毎日はとても満たされて輝いていました

私の人生の後にも先にも1番の最高の時間でした

カズオにはいっぱいいろんなものをもらいました

兄さんがいなくなった悲しさから抜け出させてくれたのもカズオでした

それでもまだカズオに「ありがとう」が言えません

「ありがとう」と言ってしまうと自分のしたことが許されてしまう、そんな気がするので

だからまだ「ごめんなさい」としか言えません

 

叶うことなら、私の命と引き換えにしてでも、悪魔に魂を売ってでも、どれだけ多額のお金がかかってもカズオを甦らせたい

そして今度こそきちんと償いをしたい

それが今の本音です

 

今でも夜に家を空ける用事が出来た時「あ、でもカズオが・・」と一瞬思いますし、普通に「カズオが家で待ってる」と思うこともあります

カズオを思って泣く日も普通にあります

ちなみに亡くなってしばらくは毎晩のように泣いていました

カズピロと富山さんが帰って来た時も・・・

仕事が終わって帰ってくると二人がいました

そこで夕飯を食べ始めたのですが、涙がボロボロと

気づかれたくなくて途中で2階に上がりました

みんなで揃って会う日をずっと楽しみにしていました

あと2週間生きててくれればカズオとみんなで会うことができた

そしたら家族4人で写真を撮って、みんなで出かけて・・・

そこにもささやかですが、いろんな夢をもっていました

慣れない子育てに参った時「なんでいないんだよカズオ!」とカズオに助けを求め泣いた日もあります

 

 

この業は一生消える事はないと思いますが、それでいいと思っています

私のしたことは一生かかっても許されることではありませんし、それでカズオを忘れる事もなくなります

 

この間も書きましたがここに戻るつもりはありませんでした

カズオがいないのに「今日カズ」を続けることはできない

そして何より自分自身が辛いから・・・

 

しかし、あの後もごくわずかではありますが、見て頂いてる人がいて、コメントも残してもらっていることに気づきました

 

こんな終わり方ではいけない

おもしろおかしいブログを目指したなら最後も悲しくてはいけない

そう思い、きちんとした形で終わらせるために戻って来ました

 

なので次回が本当の最終回になります

いつ更新するかはもう決めています

そう、あの日です

 

終わりに向けて動き出します

お花を頂いた方のお礼も準備を始めます

遅くなってしまってすいません

 

 

先月で病院を退職しました

カズオがいなくなったからではありませんのでご安心ください

辞めること自体は1年ほど前に決まっていました

ただ、こうなってみるとカズオと会うために就職したのかと思わざるを得ません

私が入った年にカズオが来て私が辞める年にいなくなる

運命だったんでしょうか

 

長々と面白みのない長文を読んで頂きありがとうございました

読んでお分かりになると思いますが、今でも気持ちの整理はつかずグチャグチャです

気持ちのいい内容ではありませんが、私の偽らざる気持ちで、奇麗事を書くつもりもありませんでしたのでお許し頂ければ幸いです

 

小さい体なのに、とてつもなく大きな存在・・・

カズオは私の「全て」でした

今私のパソコンのデスクトップにはカズオがいます

手を伸ばせば触れられそうなくらいです

でも手を伸ばせば触れないことに気が付いてしまい寂しくなるので伸ばしません

 

しばらく地下活動期間に入ります

あの日に、みなさんが納得できる形になるかは分かりませんが、お待ちしています

3 件のコメント:

  1. オードリーママ2011年4月2日 0:19

    会ったこともない犬に、これほど心奪われるとは思いませんでしたので、相方さんの悲しみはいかなるものか・・・と考えていました。
    想像以上に尋常ではなかったんですね。
    少し話しは逸れますが、物ごころついたときから私は動物好きだったので、今までたくさんの動物を飼いました。
    でも・・・・・・・それらの全てに対して、申し訳ないと思っています。
    私の飼い方は、決して許されるものではない・・と。
    一生償って行こうと・・・そう思っています。
    カズオ君と相方さんの生活は、ふたり以外には分かりません。でも、おふたりの魂は混じり合っているんだな・・と思いました。
    人間同士(例え夫婦でも)でも、なかなか混じり合えないのに・・・。
    人生が感動する為にあるというのなら、数少ない出会いだったのではないでしょうか。
    『今日のカズオ』が本当に架空でもいいから、もう少し続けてくれないかな・・・な~んて思っていました。
    そうやってこの世にカズオ君がいない事を、自分に分からせることしか、ぽっかり空いた心を埋めることはできないのです。
    ほんとに可笑しいですね。一度も会ったことはないのに。
    私も自分に、どこかで区切りをつけないといけないと思っています。カズオ君のことは忘れませんけどね(^^)
    お仕事辞められたそうですが、何かされるのでしょうか?
    お好きな事をやられてください(^^)
    人生一度しかありませんから。

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  2. オードリーママ2011年4月2日 0:26

    あれ?
    またコメント消えてる・・・。

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  3. 恥と後悔だらけのやまなか2011年4月3日 10:28

    こんにちは
    私の職場の机には以前からカズオさんコーナーがあります
    カズオさんからのメッセージが「うん、そうだね」と変わらず私に力をくれています
    「あの日」は多分、あの日ですね
    わかりました
    カレンダーに印をつけました
    カズオさんファンとしてできる最後のことになるやもしれません
    相方さん、今は何を言っても届かないかもしれませんが
    前に向かって進みましょうね
    それは格好悪いかもしれませんが
    大丈夫
    それでも
    それでもですよ

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